第8回 リアルな手久々にマイブームな「わたスン」。忙しくて、感想日記をさぼって今日足跡数をみると… いつもの日記更新なしの日の2倍以上のアクセスが…。 これって、「わたスン」をネットで見ている視聴者の方が 少ない情報を探して、ここにいらしたということでしょうか? どっちにしろ…まことにありがとうございます~~♪ このドラマの人気がうかがいしれますなぁ~。 さて、第8回は、せつなかった…この一言。 がさつで、無愛想で、どっちかというと男前なサムスンがかわいかった♪ 若社長の体調がよくないのが心配で、一晩中眠れない。 あ~、逢いたいな…などと、 少女漫画の主人公のように携帯の画面を見ながらつぶやいたり、 朝早くレストランの厨房へ行って、お粥とミルフィーユを手作り。 そして…若社長の部屋へサムスンお届けよ…。 ね~~、片思いしたことある女性なら一度は経験したような、この状況…。 結局、若社長はモトカノとよりが戻っちゃって、サムスンは「恋人ふりする契約破棄」されることに…。 そ、それが契約をひきうけるかわりに 家の事情で必要になった5千万ウォンをサムスンは若社長から借りてたわけなんだけど、 若社長ったら…返さなくていいからだってさぁ~。 残酷…。契約終われば用なしってこと?5千万ウォンが 手切れ金なんかい? そして…昔、自分の運転のミスで兄夫婦を死なせたトラウマで、若社長は 車の運転ができなくて、タクシーしか使わなかったのに モトカノが帰ってきてから、車の運転してるし、 サムスン…かわいそう…。 …ただ、これってサムスンに「涙ながらに」話をしたから解放されたか? なにかショックなセリフを若社長に言われるたびに なんだか自分がそうされたような気がして…いっしょに泣いている私… おおっ、これって「ポムナル(春の日)」にはまったときといっしょやわぁ~。 しかし、サムスンの2番目のお姉ちゃんが若社長を殴って、さらに背中に ヒジテツくらわせたのはスカッとしたわぁ~~。 さて、話の流れは、やはり若社長のお母さんがヒジン(若社長のモトカノ)のことを反対してきましたわね。 それが、このお母さん、ヒジンがガン治療のために渡米していたこと わざと若社長のもとを黙って去ったこと すべて知っていたのね。 ヒジンは、お母さんが知っていて理解してくれていると思っていたのに アメリカから帰ってきて、お母さんに挨拶したとたん おかあさんから「息子のもとを去ってくれ」と言われてしまうのね…。 お母さんは、夫、自分の息子とその嫁を失ってショックだったことと ヒジンがもし再発してこの世を去るようなことになれば また悲しまなくてはいけないことが耐えられないからなのね~~。 なんだかわかるな…。 変ないいがかりじゃないから、これまた切ない…。 変ないじわるキャラが登場して事を荒立てていくストーリーじゃなくて 気持ちの動きや事情で自然に流れていく展開がなかなかエエ感じですわ。 あ、そうそう、タイトルの「リアルな手」について書かないと…。 サムスンが若社長のためにミルフィーユを作るシーンがあるんですけど、 これが、「サムスンが作った」というのを自然に感じられましたのよ。 なぜ、こんな話になるかというと、 料理モノのドラマになると、実際料理を作るシーンが欠かせないわけであります。 実際料理しているところは、別の人の手で料理というのが 多い。 あの名作「ジャングムの誓い」は、昔の宮廷料理を作るシーンが多いので 当然そうなっておりますが、 料理する人の手と、女優さんの手との差があまりにありすぎて 手がむくんでいるとかごつごつしていると視聴者から当時かなり突っ込まれたそうでございます。 それが、この「わたスン」のサムスンは、女優さんの手もごついので、どっちがどっちなのかわからない。 さらに、サムスンが実際に切ったり、伸ばしたり、塗ったりと 手元を隠さずに映しているシーンも多く、 ミルフィーユを本当にサムスンが仕上げたように感じたのでございます。 もしかして、全部キムソナさんがやった? あっぱれサムスン! なかなか手際よかったし、サムスンが腕のいい職人なんだなという雰囲気が ぐんぐん伝わってきて非常によかった。 なんだか、自分にイマイチ自信がもてなくて、自分がどういう方向へ進んでいいのか迷っている、そういう女性たちが 勇気をもてる…そして、 自分が果たせなかった初恋、かなわぬ恋を サムスンを通してもう一度通過して思い出の恨みを解ける そういうドラマなのではないかしら? 少なくとも私はそう感じて楽しく見ております~~♪ |